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やりたいことで稼ぐには?『ブレずに「やりたいこと」で食べていく起業』から学んだヒント

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「自分のやりたいことで稼ぎたい」「起業に興味はあるけれど、どうやって継続していけばいいかわからない」

そんな人におすすめなのが、矢島里佳さんの著書『ブレずに「やりたいこと」で食べていく起業』です。

著者自身が「0歳からの伝統ブランド aeru」を立ち上げてから約14年間、事業を続けてきた実践的な知識と経験が詰まった一冊。

単なる理論ではなく、現場で培われたノウハウや視点が具体的に紹介されており、起業をめざす人だけでなく会社員としても知っておきたいことが満載です。

本書の中身

この本は、株式会社【和える】の代表取締役である矢島里佳さんが、自らの起業経験をもとに「やりたいこと」で事業を立ち上げ、それを継続していくための考え方や実践方法をまとめたものです。

ただ好きなことで起業するだけでなく、社会に必要とされる存在になるための視点が語られています。

日常の中で積み重ねてきた努力、鋭い分析力、そして一貫した視点が随所に感じられる内容で、本当に説得力があります。

単なる「きれい事」で終わらせず、実際に事業として成立させるための戦略や思考法がリアルに描かれているのが特徴です。

気になったポイント

印象に残ったのは、「三方良し」の考え方と「ブレない理念」の重要性です。

「三方良し」とは、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」という近江商人の精神のこと。

これを意識することで、事業が社会に受け入れられ、長続きすると書かれていました。

また、事業を継続していくためには、環境や時代が変わってもブレない軸を持つことが欠かせないという考えにも共感しました。

さらに、「社員として働くなら給料の3倍から5倍は稼がないと、会社は利益を残せない」という指摘も印象的でした。

経営者としての視点を持つことで、事業を続けていく難しさと重要性がリアルに伝わってきます。

給料を「もらっている」ではなく「稼いでいる」という意識をもつ。いちサラリーマンとしてしっかり心に刻んでおきたいです。

「ライフ・ワーク・バランスではなくライフ・イン・ワーク。生きると働くを分けず、生きるの中に働くがある。」

単に仕事とプライベートのバランスを取るのではなく、自分の生き方そのものに働くことを自然に取り入れるという考え方は、これからの働き方を見直すきっかけになりそうです。

まとめ

この本を読んで、改めて「やっぱり起業は簡単にできるものではない」と実感しました。成功するためには、自分がやりたいことと同時に「社会に必要とされること」を意識する必要があります。

また、環境に振り回されず、常に自分の軸を持つことが重要だと感じました。

漠然と起業したい、脱サラしたいとは考えていますが【ブレない軸と三方良し】ができるまで今ある仕事にしっかり向き合おうと思います。

「やりたいこと」で生きていくことは簡単ではありませんが、本書にはその実現に必要な考え方や実践的なヒントが詰まっています。起業に興味がある人には、ぜひ読んでほしい一冊です。

たかぶぅレビュー:★★★★☆


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