FIREしたい!
と、考えているかたに是非読んでもらいたい。
今回紹介したい本は『幸せなFIRE』著者ヒトデ
このブログを立ち上げたきっかけはこの『幸せなFIRE』に出会ったからです。
FIREとは
FIREとはFinancial Independence, Retire Earlyの略で、経済的自立による早期リタイア。投資や副業でお金をためて会社を辞め、自由に暮らすスタイルです。年間の支出額にもよりますがリタイアする歳により5000万円〜1億円程度とかなりの金額が必要となります。
どんな人にオススメ?
- FIREしたいと真剣に考えている
- FIREした人のその後が知りたい
- 将来に不安がある(お金以外にも)
- 今、自分が不幸だと思う
- そもそもFIREを知らない
猫生一万回目の猫に出会った主人公の成長記
FIREを夢見て積立投資に励む佐藤智也は25歳のサラリーマン。現在の仕事に疲弊し、とにかく現状から抜け出したい。ある日、突然現れた「一万回目を生きている」と言う喋る猫の小鉄。退屈しのぎに人間の悩みに興味があると彼に言います。
夢かと疑いながらも彼は猫にFIREしたいと悩みを打ち明けると、こんなことを言われます。
「はっきり言って、投資だけでFIREすることはできませんよ」
38ページより
- 会社員生活を抜け出すためにコツコツ投資でFIRE
- 配当収入と極端な節約でFIRE
- 仮想通貨で一発当ててFIRE
- ブログアフィリエイトでFIRE
- 不動産投資でFIRE
- webライターでFIRE
小鉄が出会ったFIRE達成者たちから本当にFIREは幸せなのか、自分が求めるFIREのかたちはなにか。智也なりの答えが見えてきます。
そして小鉄は過去の記憶を共有できると言って実際にFIREした人たちがどうやってFIREしたのか、その後どうなっていったのかを見ていきます。
最適解はサイドFIRE?
FIREしても、結局多くの人が「仕事」をする
178ページより
サイドFIRE。完全にリタイアはせずに、労働時間を減らし、その減った分の労働収入を資産所得で賄うという方法だ。
182ページより
本書を読み進めていくと、お金一辺倒のFIRE達成では多くの場合幸せにはなれないことが少しづつわかってきます。FIRE成功パターンとして書かれているケースは形は違えど【経済的自立+仕事】に落ち着きます。FIREに対する考え方だけでなく、この先の人生のありかたを考え、自分なりの「幸せの定義」を持って日々をおくりたいものです。
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